2018/06/07ブログ子どもがダンススクールに通う上で保護者がやるべき事、やってはいけない事

2012年度から中学校の体育でダンスが必修科目になったこともあり、ダンススクールに通う子どもが年々増えています。

ダンススクールに通うことで、ダンススキルが上がるのはもちろんですが、多様な表現や仲間とのコミュニケーションを通して、自己表現力や社会性も身につけることできます。

また、チームワークが演技を左右するダンスでは、子どもだけではなく、保護者同士のコミュニケーションも密になります。

ここでは、ダンススクールに通う子どものスキルと社会性を磨くため、保護者がやるべき事とやってはいけない事について解説していきます。

一緒に楽しみ、ポジティブに捉える−保護者がやるべき事−

子どもは親の想像以上に、親から関心を寄せられているのかを気にしています。ダンススクールに通う子どもの中には、親に褒められたくて頑張る子どもが少なくはないはず。そのため、子どもの能力を伸ばすためには、親も関心を持ち一緒に楽しみ喜ぶことと、常にポジティブに捉えることが大切です。

具体的には以下のような行動を取ると良いでしょう。

結果ではなく、努力に集中する手助けをする

ダンスは他のスポーツとは違い、明確な勝ち負けがないスポーツですが、場合によっては、自分の子どもは上手くできたのに他の子のせいで、コンテストで結果を出せなかったと不服に思う保護者もいるかもしれません。

けれども、コンテストの結果も自分の子どもの実力も、ましてや他人の子どもの失敗などは、保護者がコントロールできる範囲ではありません。

結果を誰かのせいにするのはもちろん、それを我が子の前で口に出すことは、それまで積み重ねてきた子どもの努力を否定することに繋がります。

注目すべき点は、結果ではなく、それまでの子どもの努力。勝敗にこだわらずに親自身が負けたことから学ぼうとするポジティブな姿勢を示すのも大切です。

現実的な目標を設定、それを乗り越える助けをする

当たり前ですが子どもは人生経験がありません。そのため、どんなに小さな目標でも成功を積み重ねることが、ダンスの上達だけでなく人生においても大きな収穫になります。

漠然と同じ練習をさせるのではなく、時には客観的で論理的なアドバイスをすることで成功の手助けをするのが保護者の役目です。

可能な範囲でスクールの手伝いをする

ダンススクールに限らず、子どもの習い事には親のボランティアによる協力が欠かせません。スクールの行き帰りはもちろん、コンテストでも安全のため子ども達の行動を公正な目で監視する役割が必要になってきます。

親同士がそのことを認識しあい、仲良く協力することも、子どもやスクールの運営にとって必要なのです。

親のエゴを押し付けない−親がやってはいけないこと−

子どもの希望でダンスを始めたのに、いつのまにか保護者の方がヒートアップし、ステージママ化していく傾向は珍しくありません。子どものためを思った親が口を出してしまうのはダンスに限ったことではありません。

しかし、子どものことを思うからこそ、子どもを信じ、指導者を信じ、見守ることも必要なのではないでしょうか。

具体的には以下のことに気をつけると良いでしょう。

親は子どもの成功を望まない

子どもの心身が成長していくのは、親の純粋な幸せである一方で、子どもの成功が親の優越感や自尊心につながることもあります。

子どもの才能を伸ばすことは悪いことではありませんが、子どもの成功は子どもの人生で活用すべきで、保護者のそれとは関係ありません。たとえ成功を収めても謙虚であることが、子どもの人生においては大切なことになります。

親の犠牲について子どもに罪悪感を持たせない

忙しい仕事や家事の合間に子どもをダンススクールに通わせている保護者も少なくありません。そのため親からすると、自身の期待に反して子どもの努力が少ない場合、自分が犠牲にした時間や費用を主張したくなるものです。

しかし、親が子どもの犠牲になっているかを子どもが本当に苦労を理解できるのは遥か先の話です。今はそんなことを主張するよりも、親としては、子どもが思うほど努力しないものだと理解することの方が賢明です。

他の子どもと比較しない

子どものモチベーションを上げるために、「〇〇ちゃんの方が上手いよね」と比較することは、一概に悪いこととは言えません。負けず嫌いの子であるなら一念発起することもあり、発破をかける意味で使うことはいいでしょう。

ただし、「〇〇ちゃんはできるのに、どうしてできないの!」と叱りつけるのは逆効果です。保護者がやるべきは、できないことを叱責するのではなく、どうしたらできるかを一緒に考えてあげることではないでしょうか。

スキルだけでなく、人生で大切なことを学ぶ場であることも忘れずに

以上、子どもがダンススクールに通う上で保護者がやるべきこと、やってはいけないことについて解説しました。

ただ、自覚しているつもりでも、親のエゴはどうしても顔を出してしまうもの。

保護者ができることは、ダンスの上達に口をはさむより、人生で大事なことがダンスを通じて学べることと気づかせてあげることかもしれません。

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