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2021/04/07ブログダンスのための筋トレ方法3つを体の部位別に紹介

腹筋のトレーニング

ダンスの練習は頑張っているのにあまり成果が出ないなら、それは筋力不足が原因かもしれません。

今回はダンスをするうえで欠かせない筋トレについて解説します。ダンスを上達させるために必要なトレーニング方法も紹介しますので、今日から自主練にプラスしてみてくださいね!

ダンスに筋トレは必要不可欠

ダンスの基礎練習や振り付けの練習をしているのに「軸がブレる」「フラフラする」「止まるところで止まれない」などと感じたことはないでしょうか。もしこれらのうち1つでも感じたことがあるなら、ダンスに必要な筋力が不足していることが原因かもしれません。

近年筋トレブームが来ていますが、ダンサーに必要な筋肉は美しく・かっこよく見せるための筋肉ではなく、身体を正しく使うための筋肉です。見せるための筋肉にこだわりすぎると柔軟性が損なわれるため、思うように踊れなくなってしまうことがあります。

ダンサーは可動域を増やし、流す・止めるといった動きを正確にするために、筋トレをしなくてはなりません。踊れる筋肉をつけるためには、上半身・下半身ともにインナーマッスルのトレーニングが必要です。

また、ダンサーは普段の生活ではしないような身体の動かし方をすることが多いです。スポーツも同様ですが、普段しない動きをすると、思っている以上にバランスが取れないことがあります。どんな動きをしても自分の軸を保ち、身体を使って表現するにはブレない体幹も必要です。

ダンス上達のための筋トレ法3選

ここではダンスの上達につながる、今日から取り入れたい筋トレを紹介します。

腹筋

引き締まった腹筋はダンサーにとって欠かせないものですよね。しかし、ダンスの上達が目標なら、ただ鍛えるのではなくインナーマッスルを意識した腹筋を行うことが大切です。

  1. 1. タオルを用意し、お尻と足を床につけて座りましょう。
  2. 2. 姿勢をまっすぐ伸ばして上半身を少し後ろに傾けたら、お尻と床の間に丸めたタオルを置きます。
  3. 3. 両手を胸の前でクロスします。膝を曲げますが、このとき脚の角度が緩やかなほどハードなトレーニングになりますので、自分で調節しましょう。
  4. 4. そのまま上半身をさらに後ろに倒し、タオルに触れたら軽くバウンスさせるつもりで上半身を上下に動かします。上半身を床につける必要はありません。

バウンスするときに軽く息を吐きながら、30回1セットとして、2〜3セット行いましょう。30回が難しい場合は、最初は回数を減らしても構いません。

ヒップリフト

ヒップリフトはお尻と腰回りの腹横筋というインナーマッスルを同時に鍛えることができる筋トレです。ヒップリフトをするときは、ヨガマットがあると便利です。

  1. 1. まず床に仰向けに寝ます。ヨガマットがあるなら敷いた上に横になってください。
  2. 2. 足は肩幅くらいに開き、お尻を上げたときに膝の角度が90°になるくらいの位置に置きます。
  3. 3. 2の状態から、膝・お尻・肩までが一直線になるようにお尻を持ち上げましょう。
  4. 4. そのまま10〜20秒キープします。
  5. 5. ゆっくりお尻を下ろしていき、床につくかつかないかのスレスレのところで止めて、またお尻を上げます。

これを8回1セットとして、3セット行いましょう。

スクワット

激しいステップを踏むダンスでは、下半身の筋肉も重要になってきます。筋トレの王様とも呼ばれるスクワットは、ダンスには欠かせない下半身のインナーマッスルを鍛える効果があるトレーニングです。大臀筋が鍛えられるスクワットは、スリムダウンしたい方にもおすすめしたい筋トレのひとつです。

  1. 1. まっすぐ立ち、肩幅くらいに足を開いて姿勢を伸ばします。両手は胸の前でクロスするか、頭の後ろで組みましょう。
  2. 2. その状態から膝の位置が動かないよう意識しながら、お尻を突き出す感じで腰を下ろします。
  3. 3. 膝とお尻の位置が平行になったらスッと元の体勢に戻ります。

これを15回1セットとして、3セット行います。

ダンスと体幹の関係について

ダンスを習っていると「体幹」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。体幹とは身体の胴体のことをいいます。腹筋や背筋、腰回りも体幹に含まれます。

ダンサーにとって、体幹は非常に重要です。体幹は身体を動かす要素と身体を支える要素、2つの役割を持っています。身体を動かしながらバランスもキープしなければならないダンサーにとって、体幹がしっかり鍛えられているかどうかがとても大切になってくるのです。

バランスが取れた動きが可能になると、怪我もしづらくなります。一度怪我をすると癖になってしまいますし、回復するまで踊ることができません。ダンスは1日休むと取り戻すのが大変だといわれますが、怪我をせずに踊り続けるためにも体幹をしっかり鍛えておかないといけないのです。

体幹を鍛えるために日常生活の中でできるトレーニング

ダンスのための筋トレ方法3つを体の部位別に紹介

先ほど紹介した筋トレとあわせて行って欲しい4つの体幹トレーニング方法を紹介します。日常的にできるものだけを厳選して紹介するので、改まってトレーニングする時間が取れないという方も、ぜひチャレンジしてみてください。

1. 立ったままで靴下を履く

毎日靴下を履くとき、椅子や床に座っていないでしょうか。片足で立つだけでも体幹は鍛えることができますが、これに加えて靴下を履くというだけでも思っている以上にハードです。最初はバランスを取るのが難しいかもしれませんが、慣れてくるとブレずに履けるようになるでしょう。

2. 片手で靴を履く

靴を履くときも壁や棚に手をついたりせず、片手だけで履く練習をしましょう。片手で履くと自然と片足立ちの格好になるので、体幹が鍛えられます。まずはかかとに指を入れて、靴を履けるようにするのがおすすめです。問題なくできるようになったら、片足だけをあげて靴紐を結ぶ練習をしてみましょう。

3. 歩幅を広めにして歩く

歩幅を広くして歩くと骨盤周りの筋肉が動くため、普段の生活では使わない筋肉が鍛えられます。ポイントは歩くときの姿勢です。姿勢が曲がっていると骨盤が正しく使えないため、思うように鍛えることができません。また、前に出す脚ではなく、後ろ足で蹴り出すことを意識しましょう。

4. 電車でつり革や手すりを持たない

電車の揺れで身体がブレてしまうのは体幹のなさが原因です。電車に乗るときはつり革や手すりを持たずに立ってみましょう。もちろんバランスを崩して転んでしまっては危ないので、できる範囲で構いません。いざというときにさっと掴めるよう、つり革や手すりが持ちやすい場所を選ぶとよいでしょう。

ダンススクール「DoWELL」で身体の使い方も学ぼう

今回紹介した筋トレ方法や日常的にできる体幹トレーニング方法は、ダンサーには欠かせないものばかりです。今日から取り入れてダンスの上達を目指しましょう。

岐阜にあるダンススクール「DoWELL」は、エイベックス監修のダンススタジオです。有名ダンサーを含め多くのプロダンサーを抱えるエイベックスに実際に所属しているプロダンサーが、初心者から経験者までしっかり指導します。

身体の使い方やトレーニング方法をプロに聞きたい、岐阜でダンススクールを探しているという方は、ぜひダンススクール「DoWELL」にお問い合わせください。

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