2017/08/02 ブログ ストリートダンスファッションのトレンドや人気ブランドをまとめてみた
キッズから大人まで、日本でも幅広い層から支持されるようになってきたダンスカルチャー。そのパフォーマンスはもちろん、ダンスを語る上で欠かせないのが、ダンサーたちのオシャレなファッションです。
そこで、ヒップホップをはじめとするストリートダンスファッションのトレンドや定番スタイル、人気ブランドについてまとめてみました。
なんと言ってもトレンドは「ラグジュアリーストリート」
引用元:ランドロード
ここ数年世界中のストリートで人気が急上昇しているファッションは、なんと言っても「ラグジュアリー・ストリート」。
ラグジュアリーストリートとは、ラグジュアリー(豪華、贅沢なこと)なハイブランドと、ストリート系のブランドやアイテムを組み合わせたスタイルのことです。ブラック&ホワイトのモノトーンを基調とし、トップスはオーバーサイズのパーカーなどでビッグシルエットに、ボトムスはスキニーパンツなどのタイトなシルエットに、といったようなメリハリのあるスタイルが特徴です。
ストリートファッションに抵抗があった人も、モードテイストが入ったラグジュアリーストリートなら取り入れやすいですよ。また、元々ストリートファッションを楽しんでいたダンサーたちにとっても人気のスタイルとなっています。
「モノトーン」「メリハリ」「レタリング」がポイント
ラグジュアリーストリートのスタイルづくりには、ブラック・ホワイト・グレーのモノトーンカラーが欠かせません。特にタイトなブラックのボトムスはすっきりした印象を与え、簡単にラグジュアリーストリートスタイルが作れるのでおすすめです。
もちろんモノトーンカラーだけにこだわらず色味のあるパーカーやシューズを取り入れても構いませんが、その場合におさえておきたいポイントは「シルエットのメリハリ」です。タイトなボトムスにビッグシルエットパーカーやシャツ、といったようにメリハリのあるスタイルがラグジュアリーストリートの主流です。あくまでもスマートで都会的な印象になるように仕上げましょう。
そして、ラグジュアリーストリートスタイルの中でも特徴的かつ注目度が高いのが「レタリング」の施されたアイテム。レタリングとは文字などがプリントされていることで、人気のメンズブランド「OFF-WHITE(オフホワイト)」のアイテムなどが代表的です。
人気のラグジュアリーストリートブランドを3つ紹介!
ラグジュアリーストリートブランドには比較的新しいブランドが多く、また人気が高いため入手困難なアイテムも少なくありません。また、ラグジュアリーと言うだけあってお値段も高めですので、ダンスキッズが手にするのは難しいかもしれません。コーディネートを参考にしたり、似たようなプチプラアイテムを取り入れたりするのがおすすめです。
OFF-WHITE(オフ・ホワイト)
OFF-WHITE(オフ・ホワイト)は、2014年カニエ・ウエストのクリエイティブ・ディレクターでも知られるヴァージル・アブローが立ち上げたブランドで、ラグジュアリーなストリートウェアをコンセプトにしています。ブランド立ち上げ直後から世界中で話題となり、発表されるアイテムは常に品不足になるほどの人気です。
ジャスティン・ビーバーやG-DRAGONが着用していることでも有名で、日本では三代目J Soul Brothersの登坂広臣が火付け役と言われています。
PIGALLE(ピガール)
引用元:PIGALLE(ピガール)
PIGALLE(ピガール)は2010年にステファン・アッシュプールがスタートさせたフランスのブランドです。PIGALLEの商品は、基本的に素材から生産まで全てフランス製です。ボックスロゴ(四角い枠の中にブランドロゴがプリントされたもの)のTシャツやパーカーは、ブランドの象徴となっており人気も高く、現在では入手困難なほど。2015年にはアジア発のフラッグショップとなるPIGALLE TOKYO(ピガール トウキョウ)がオープンしました。
リアーナやBIGBANGのSOL、三代目J Soul Brothersの登坂広臣もPIGALLEを愛用しています。
VETEMENTS(ヴェトモン)
引用元:VETEMENTS(ヴェトモン)
VETEMENTS(ヴェトモン)は2014年にデムナ・ヴァザリアが立ち上げたブランドです。極端に袖の長いトップスなどオーバーサイズシルエットのアイテムや、袖にロゴが入ったアイテムが代表的。
元EXOのTAOや、三代目J Soul Brothersの登坂広臣をはじめ、EXILEの黒木啓司、女性では秋元梢やローラが着用していることでも有名です。
B系やスケーター系の定番スタイルも根強い人気!
ラグジュアリーストリートが注目を集める一方で、やはりB系やスケーター系、エクストリーム系を代表とする定番のストリートダンスファッションも、キッズやティーンズを中心に根強い人気があります。
そのトレンドは90年代を彷彿とさせるプリントTシャツや古着系のアメカジベースですが、パンツは細身のものが人気です。またオレンジやブラウンなど、エスニック系のカラーが昨年に続き流行の兆しを見せています。
初心者にもおすすめ!おさえておきたい定番アイテム
ストリートダンスファッションには様々なアイテムがありますが、その中でも特に定番のものをご紹介します。
Tシャツ
アイテムを少し取り入れるだけでストリート感が出るうえ、着回しもしやすいのでおすすめです。Tシャツダンサーなら断然オーバーサイズのTシャツがおすすめ。ブランドTシャツを1枚持っておくと一年中使えて便利です。特に白は着回し力抜群!
パーカー
ストリート感満載のパーカーは、ビッグシルエットでブランドロゴなどがレタリングされているものがトレンド。ボトムスはタイトなものを合わせると◎。
スキニーパンツ・レギンス
特に女子におすすめのスキニーパンツは、黒をはじめとするモノトーンカラーがトレンド。レギンスは、派手なタイプをショートパンツなどと合わせると可愛く着こなせます。
スウェットパンツ
踊りやすさも抜群のスウェットパンツは、細身のものがトレンド。スウェットよりきれいめな印象を与えるジョガーパンツは、ユニクロなどでもお手頃な値段で買えます。
キャップ
ストリート感を出すのに欠かせないのはやはりキャップ。ダンサーに特に人気なのは、後ろにあるベルトでサイズ調節ができる「スナップバックキャップ」です。ニットキャップやバケツハットもおすすめです。
リュック
ストリートダンサーのバッグは、持っているだけでカジュアル感の出せるリュックが定番。黒はどんなファッションにでも合わせやすいのでおすすめです。
スニーカー
以前はハイカットのスニカーが圧倒的な人気でしたが、最近はローカットの白スニーカーも人気です。見た目をよりダンサーっぽく仕上げるならハイカット、踊りやすさを重視するならローカットがおすすめです。
ダンサーに人気のストリート系ブランドを4つ紹介!
数あるストリート系ブランドの中でも特にダンサーたちに人気のブランドをピックアップしてみました。キッズや学生には値段が少し高めのブランドもありますが、アイテムによっては比較的手が届きやすいものもあります。
一点取り入れるだけでも全体がグッとオシャレになって、ダンスのモチベーションも上がるはず!
Supreme(シュープリーム)
引用元:Supreme(シュプリーム)
Supreme(シュープリーム)は、1994年ニューヨークにてジェームス・ジョビアが立ち上げたブランドです。スケーターカルチャーの中心的存在になっており、ストリートファッションにおいてもカリスマ的なブランドと言えます。
日本では、東京、名古屋、大阪、福岡にショップ展開しており、アーティストやミュージシャンからも高い支持を得ています。
THRASHER(スラッシャー)
引用元:THRASHER(スラッシャー)
THRASHER(スラッシャー)は1981年にフランシスコで創刊されたスケーター雑誌「THRASHER MAGAZINE」の販促グッズから展開されたブランド。現在ではスケーターだけでなく、ストリート系、B系、ヒップホップ系の服も多いため、ダンサーのファンも多いです。
日本では金子賢やONE OK ROCKのTaka、三代目J Soul Brothersの岩田剛典などが愛用していることでも知られています。
Styussy(ステューシー)
引用元:Styussy(ステューシー)
Styussy(ステューシー)は、1980年に南カリフォルニアでショーン・ステューシーが立ち上げたブランドです。当初はスケーターや、ヒップホップ、レゲエのミュージシャンに愛好家の多いサーフブランドでしたが、現在ではストリート系ブランドの代表格となっています。
メンズ、レディース共にアイテムが充実しており、リアーナやジャスティン・ビーバー、クリスブラウンなど海外セレブ達のファンも多いです。
CHEER(チアー)
引用元:CHEER(チアー)
CHEER(チアー)は、2004年にアメリカのストーリトブランドである「CROSS COLOURS」から派生したダンス専門のレディースブランドです。
派手で可愛いデザインのアイテムが多いところが特徴です。キッズ商品にも力を入れていて、「本格的なダンスファッションを手頃な値段で楽しめる」と大人から子どもまで人気があります。
お気に入りのファッションで楽しくダンス!
ストリートダンスファッションには様々なテイストやブランドがあり、自分の好みに合わせて自由にアイテムを組み合わせられることが魅力です。
手の届かないハイブランドでも、似たアイテムがプチプラで販売されていることも。またコーディネートの参考にもなるので、是非お店やホームページを覗いてみてください。
お気に入りのファッションに身を包んで、ダンスをさらに楽しくしましょう!
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