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ブログ チアダンスとチアリーディングの違いを3つのポイントで解説

チアダンスとチアリーディングの違い

元気な掛け声と、飛び切りの笑顔。キビキビした動きで見ている方が元気をもらうチアダンスとチアリーディング。似ているけれど違うチアダンスとチアリーディングの違いについて3つのポイントで紹介します。

1.最初に始まったのはチアリーディング

「チア(cheer)」というのは応援し、元気づけると言う意味です。

歴史的には、チアリーディングの方がチアダンスよりも先に、フットボールチームを応援する応援団のパフォーマンスから始まったとされます。

アメリカンフットボールの応援団として全米に広まったチアリーディング

その後、全米の多くの大学でアメリカンフットボールの応援団がチアリーディングを取り入れ、次第に特別なスタンツ(組体操)やアクロバッテイングなパフォーマンスを行うようになりました。

1920年代までは男性だけのスポーツでしたが、1923年に女性のチアリーダーが許可されてから、次第に女性のチアリーダーも増え、1960年代にはアメリカのほとんどの小中学校でチアリーディングが行われるようになりました。

日本で言う「チアダンス」は正式には「ソングリーディング」「ドリルダンス」と言われます。

ドリルチームのソングリーディング(チアダンス)

1930年代に女子高生達のために先生が考案したのがドリルチームです。

ドリルチームは、既に普及していたマーチングバンドやバトントワリングのエッセンスを融合した形で、全員が一糸乱れず同じ動きを瞬時に行うのが特徴でした。

やがて、ドリルチームは全米の学校教育に普及し、男女を問わず、学校教育に欠かせないものとなりました。そして学校を代表するスポーツチームのチアリーディングも行うように。

その過程で、チアリーディングとスタンツやアクロバッテイングなパフォーマンスをしないソングリーディングが区別されるようになりました。

1980年代に日本に紹介されたドリルチーム

日本の舞踊家が1980年代に日本にドリルチームを紹介し、すでに日本でもブレイクしていたバトントワリングの競技者などによりソングリーディングも普及するようになります。

「チアダンス」は、その後のダンスブームを背景に、応援競技の「チアリーディング」とは別の発展を遂げます。

2. チアダンスとチアリーディングは競技内容に違いがある

チアリーディング

両者は競技スポーツとして、競技内容が大きく異なります。

まず、バク転や組体操のようなアクロバッティングな動きがあるチアリーディングに対して、チアダンスでは禁止となっています。

また、チアダンスは、2分30秒の競技の中で「全部が音楽付きで創造性溢れる振付」を踊ります。

チアダンスの大会では、チアダンス部門、ポム部門、ヒップホップ部門、ジャズ部門に分かれていますが、チアダンス部門は、2分30秒の中でポム、ヒップホップ、ジャズの要素を組み入れた振り付けで踊ります。

一方、必ず無音の時間が必要で、音楽付きの部分も、チアリーディング特有の特殊なジャンプや組体操技術を組み合わせるルールがあるのがチアリーディングです。

無音の時間には、チア・サイドラインという、チアリーダーが自ら発声してリズムを取りながらアームモーションという基本的な動きを行います。

3.どちらも体を大きく動かすものだから身体能力を高めるべし

チアリーディングは、組体操などの身体機能を生かした技術が必要ですが、キッズやユースの教室など、自分の技術や年齢に合わせたクラスに通えば無理なく実力を伸ばすことが可能でしょう。

チアダンスは、年齢や体力を問わずに楽しめる点が大きな魅力です。将来チアリーディングをしてみたいお子さんも、チアダンスで体の柔軟性を高めておくと良いでしょう。

とはいえチアダンスも体の動きが重要になるので、チアリーディングと同様に身体能力を高めていきましょう。

グリーンエンジェルスで「チアスピリット」を体験しよう

チアダンスやチアリーディングをする人、一人ひとりを「チアリーダー」と呼びます。仲間と協力して作り上げる競技なので、両者共、協調性や礼儀を大切にします。

また、チアリーダーが最も大切にするのは「チアスピリット」という「常に笑顔で人を応援し元気づける」ポジティブマインド。

FC岐阜専属のチアダンススクール「グリーンエンジェルス」は、このチアスピリットを基礎体力の向上や柔軟性、礼儀正しさや協調性を養いながら身につけられる場です。

avexプロワークス全面監修の指導で、FC岐阜のホームゲームやイベントに出演してチアで地域貢献しています。本物のチアスピリットを是非一度見に来て体験してください!

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