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ブログ ダンスの決め手「ターン」に自信がつく3つの上達テクニック

ターンの練習

ダンスの技のなかでも、振り付けを引き締め、華やかに見せられるのがターンです。ヒップホップにはバレエやジャズダンスのような何回転もするようなターンは求められることは少ないですが、ターンを組み合わせることでより高度な振り付けという印象が生まれます。

ヒップホップにおいてもターンは振り付けの決め手です。ターンをバシッと決められるかっこいいダンサーを目指しましょう。

しかし、ターンを苦手としているダンサーが多いのも事実です。そこで今回は、ヒップホップでも使えるターンの自信がつく3つのテクニックを紹介します。また、振り付けがかっこよく決まるターンのバリエーションも紹介しますので、この記事を参考に色々なパターンのターンができるように練習してみましょう。

ダンスのターン練習方法のポイント

ダンスの決め手「ターン」に自信がつく3つの上達テクニック

ヒップホップは、リズムをとりながらステップを踏む印象が強いかもしれませんが、ターンができないことにはかっこよく振り付けを踊れません。ターン練習をするとき、5つのポイントに気をつければかっこよくターンを決められます。

1. インナーマッスルを鍛える

ダンスのターンをするとき、体の使い方がとても大切です。体の軸がブレていると、いざ回ってみてもクルッと綺麗に回れません。そこで大切なのが、インナーマッスルの使い方です。ターンの練習をするのと同時に、インナーマッスルを鍛えてバランスが取れる体を作りましょう。インナーマッスルを鍛えるためには、プランクという筋力トレーニングがおすすめです。

2. 回るときに腹筋を使う

クロスターンや片足を浮かせて回るバレエでピルエットといわれるタイプのターンでも、回るときに腹筋に力を入れる練習をしましょう。ターンには軸が欠かせませんが、軸をキープするためにはクルッと回る瞬間に腹筋に力を入れることが大切です。無意識のうちに回る瞬間に腹筋に力を入れられるよう、何度も繰り返し練習してみてください。

3. ターンするときは「顔を切る」

ターンをするときにグラついてしまうのは、目が回ってしまう状況と似ています。回っているときにどこが正面なのか見失ってしまうと、しっかりとした着地ができません。

よくダンサーの間では「顔を切る」という表現をしますが、クルッと回るギリギリまで顔は正面を向いておき、回った瞬間に顔で風を切るように一瞬でまた正面に戻します。1回のターンでは顔を切らなくても、2回転・3回転と回数を増やすのであれば、この顔を切るという動作が必要不可欠です。

まずは、両足で立った状態で、顔を前に向けたまま体を限界まで横に向け「もう動かない」となった瞬間に顔と体を一瞬で正面に向ける練習をしてみましょう。練習するときは、正面に目印となるようなものを置いておき、回ったときにすぐその目印に視線を戻すようにするのがおすすめです。

4. 右回りも左回りも練習する

実際にターンをしてみると、右回りと左回りのどちらかがやりやすいと感じるはずです。大抵の場合は、利き足を軸足にした回転のほうがやりやすく感じます。綺麗にターンを回りたいという気持ちから、回りやすいほうをまず練習してしまいがちですが、それでは体のバランスが悪くなってしまいます。

振り付けに苦手な回転のターンが入ってしまうこともありますから、どちらもできるようにしておきましょう。

5. 腕の位置を体に覚え込ませる

ターンするときに体の軸を使ってバランスを取ることはとても大切ですが、バランスを取るには腕の位置もポイントになります。バレリーナがターンするとき、胸とお腹の間くらいの高さで腕を丸めているのを見たことがあるのではないでしょうか。

バレエほどきっちり腕をキープする必要はありませんが、腕の位置を体に覚え込ませておけば、もしターン中にバランスを崩してしまったとしても、腕でバランスを取れます。肘を軽く曲げ、少し大きめの風船を抱えているくらいの広さで腕をキープしてみましょう。

腕全体に力を入れるのではなく、二の腕に力を入れるのがポイントです。バランスを取るために、回るときは肩をぐっと下げるといいでしょう。

ヒップホップダンスでのターンのバリエーション

ターンといっても、ヒップホップの振り付けで行うターンは色々なバリエーションがあります。代表的なものを3つ紹介しますので、いつ振り付けに出てきてもいいように練習しておきましょう。

1. クロスターン

足を軸足に引っ掛けて回るターンがクロスターンです。足を軸足の前でクロスさせるパターンと、軸足の後ろにクロスさせるパターンがあります。このターンは回るときも両足が床についている状態なので、初心者でも回りやすいターンです。

しっかりお腹に力を入れて、一瞬でクルッと回る練習をしてみましょう。ポイントは前体重にならないように、足の裏全体に体重をかけておくことです。

2. キックターン

振り付けの流れで登場することが多いのがキックターンです。

キックターンはまず片足を前に蹴り上げ、その蹴った足を軸足の後ろにクロスさせて回ります。ヒップホップダンスの基礎ステップである「ポップコーン」の流れでもキックターンが登場することがあるので、組み合わせて練習をするのもおすすめです。

動いている状態からのターンになるので、クロスターンに比べると勢いがつきやすく回りやすいのですが、軸がぶれていると勢いでバランスを崩してしまうので、しっかり軸を意識しておきましょう。

3. 片足ターン

片足ターンはバレエなどのピルエットのように、軸足ではないほうの足を床につけずに回るターンです。このターンをするときは、できるだけ顔を切ることを意識して回りましょう。着地した瞬間にステップに入ったり、回った後にジャンプしたりなど、中級者向けの振り付けにはよく使われるターンです。

ダンスでターンが決まるテクニック

ヒップホップダンスをするときにターンをかっこよく決める3つのテクニックを紹介します。なかなかターンが上手くできないという人は、参考にしながら練習してみてください。

1. 腰のツイストを使ってターンする

ダンスのターンでは遠心力を使います。そこでターンをするときに、回転する方向と逆方向に腰を少し捻ってターンしてみましょう。バランスが崩れていると上手く回れませんが、もし軸がきちんと取れているのであれば、この遠心力でターンしやすくなります。

2. 足の裏全体に体重をかける

ターンが苦手な人に多いのが、回った後に前重心になり前によろけてしまうというものです。バレエなどのターンではつま先で立って回ることになるので、足の裏全体に体重をかけることはできませんが、ヒップホップの場合は足の裏全体に体重をかけて、少しかかとを浮かせればターンができます。バランスが取れない人は、体重のかけ方を研究してみましょう。

3. ターンの後は両足着地にする

自分で振り付けを作る場合、ターンした後に両足を少し開くようなジャンプの着地にするとターン後の体のバランスが取りやすくなります。与えられた振り付けで、ジャンプ着地ではない場合、もし本番で失敗してターンでこけそうになったら、ジャンプ着地にすると誤魔化せます。

誤魔化すのがいい方法とはいえませんが、いざというときのために、ターン後のジャンプ着地も覚えておきましょう。

ターンはプロに教えてもらうのがベスト

ターンは簡単そうに見えますが、コツを掴めずいつまで経ってもターンができないというダンサーも珍しくありません。動画で学ぶ方法もありますが、ターンを間違えて覚えてしまうと、ダンスの振り付けをかっこよく決められなくなってしまいます。ですから初心者のうちは、ダンススクールでプロのインストラクターに正しいターン方法を教えてもらうことをおすすめします。

岐阜市にあるエイベックスダンスマスターのある「DoWELL」では、avex監修のダンスレッスンを受けられます。さまざまなクラスがあるので、ヒップホップダンサーを目指している人でもジャズのクラスを受けてターンのコツを身に付けることも可能です。

ダンス業界で活躍してきた実力派揃いのインストラクターから、プロのダンステクニックを学びましょう。

ターンの苦手意識をなくしてかっこよく踊ろう

ターンはひとつの振り付けのなかに何度も出てくるものではありませんが、ターンに苦手意識を持っているとそこばかりが気になってしまいしっかり踊れません。また苦手意識があると縮こまってしまうので、どれだけ練習しても体がうまく使えず、回れなくなってしまう可能性もあります。

ターンは練習すれば誰でもできるようになりますので、今回紹介した練習方法やテクニックを参考に繰り返し練習してみてください。

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