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ブログ ダンスが内面的な成長を促す7つの効果?

子どもがダンスを習うことで得られる効果は、基礎体力やリズム感のアップといったフィジカル面のものだけではありません。実は、メンタル面でも様々な効果が期待できるのです。

ここでは、ダンスが子どもの成長に与える7つの影響をご紹介します。

1. ダンスを習うことで自己肯定感が育つ!

ダンスは基本的に人に見せるものですが、最初のうちは人前で踊る時に恥ずかしさを感じるものです。 特に子どもの場合は、家ではテレビや音楽に合わせてノリノリで踊っていたのに、いざ体験レッスンに連れて行くと恥ずかしがって踊らない…ということはよくある話です。

この「恥ずかしさ」を払拭することが、ダンスを習う上で最初に乗り越えないといけない壁だと言えます。逆に言えば「恥ずかしさ」を乗り越えてレッスンを始めるだけで、大きな自信に繋がるのです。

また、練習で仲間と動きを合わせて踊ることで「自分もみんなと同じようにできる」と感じられますし、発表会などで大人数を前に踊れば、さらに大きな自信に繋がるはずです。

2. 「見る力」「聴く(聞く)力」が養われる

ダンスのレッスンで基本となるのは、先生の振付やポーズをマネしながら覚えていくことです。そのため、子どもはインストラクターや一緒にレッスンをする仲間、時にはテレビに映るダンサーの動きを見て、自分の動きが合っているかを観察するようになります。これにより、子どもの観察力がアップすることでしょう。

また観察力と聞くと「見る力」を想像しがちですが、ダンスの場合は音楽のリズムに合わせて身体を動かすので、「聴く(聞く)力」も養われます。

近年「話を聞けない・聞かない」子どもの増加が指摘されており、これが学級崩壊や学力低下を招く原因の一つとも言われています。ダンスによって子どもの聴く力が養われれば、学校や塾の授業により集中できるようになるかもしれませんね。

3. 協調性が身につく!自発的に練習する!

みんなで練習

ダンスは個人競技のようにも見えますが、実際はサッカーやバスケットボールのような団体競技に近いと言えます。特にキッズ向けダンススクールの場合は、チームでレッスンを受けてみんなで踊ることが多いものです。

みんなで同じ動きをする場面では、もちろん仲間と動きを合わせなくてはなりません。仲間の動きを見ながら踊るようになるので、自然と協調性が身につくでしょう。

ダンスの上達には繰り返しの練習が欠かせませんが、子ども自身に協調性が身についてくると、親が口うるさく「練習するように」と言わなくとも仲間に合わせようと自ら練習するようになるはずです。協調性が身につくことで、自発的に動く積極性も身につくと言えますね。

4. 自然と社交性が身につく

前述したように、一般的なキッズ向けダンススクールでは、他の子どもたちと一緒にレッスンを受けることが多いです。そのため、同じダンスをみんなで踊ることはもちろん、レッスンをお休みした場合には後日、他の仲間から振付を教えてもらうこともあります。また、反対に誰かに教えてあげることもあるでしょう。

さらに発表会が近い場合、学校が同じ場合などは、レッスン以外の時間でも一緒に練習する子どもたちも少なくありません。

このように、ダンスをする上ではインストラクターや仲間とのコミュニケーションが欠かせないため、ダンスを続けていると自然と社交性が身につくのです。

5. 表現力が豊かになる

ダンスは、身体を使った表現方法の一つです。仲間と一緒の動きをするだけでなく、フリーで踊ること(振り付けが決められておらず個人が自由に踊ること)もあります。また、曲の雰囲気に合わせて、無表情でクールに踊ることもあれば、笑顔で踊ることもあります。

このように、「身体を使って自分の内面を表現できる」ところがダンスの特徴であり、面白さでもあります。音楽や絵画のように道具がなくても「カッコイイ!」と思えばその場ですぐに真似できるダンスは、子どもの表現力を育てるためにはもってこいの方法です。

しかもダンスの発表会では、可愛い衣装を着たり、ヘアスタイルもアレンジしたりしますから、女の子にとっては特に嬉しいものです。ダンスを通して「なりたい自分」を表現できれば、子どもにとって一生ものの素敵な思い出になるでしょう。

6. 達成感を感じながらも、忍耐力がつく

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ダンスは、運動神経がいいからといってすぐにうまく踊れるものではありません。何度も練習して、根気強く日々の練習を重ねることで上達するものです。

また、チームで踊る場合は、たとえ自分がうまく踊れていたとしても、仲間との息が合わなければ途中で止まったり、最初からやり直したりしなければなりません。そのため、当然ながら忍耐力が必要になります。

さらに、発表会で自分が踊りたかったポジションで踊れなかったり、コンクールで入賞できなかったり…ダンスを続けていると、日々の練習以外でも忍耐力が必要な場面に何度も直面することでしょう。

しかし、忍耐力が必要だからといって、ただ辛さに耐えなければいけない、というわけではありません。それまでの忍耐があるからこそ、発表会やコンクールでの達成感を生み出し、仲間と喜びを分かち合うことができるのです。また、仲間を思いやる気持ちも生まれるでしょう。

ダンスを通して、子どもは「日々の地道な努力がいかに大切か」を学ぶことができるはずです。

7. 脳が刺激されて「頭を切り替える力」が養われる

現代は、子どもでもスマホや携帯ゲーム機を持っている時代です。そのため、宿題などやらなければいけないことを後回しにして、延々とスマホやゲームに没頭してしまう、という子も多いのではないでしょうか。「延々とスマホやゲームに没頭してしまう」といった行動は、脳の瞬発力がなく頭の切り替えができないために起きるとされています。これを防ぐためには、脳の「運動野」と呼ばれる部分を鍛える必要があります。

そこで有効なのが、ダンスというわけです。ダンスには「脳の瞬発力」、つまり「頭を切り替える力」を養う効果があります。音楽に合わせて動きを止めたり、急に動かしたり…といったように、スタートとストップを繰り返す運動が、「頭を切り替える力」を養ってくれるのです。ダンスを踊っている間は、音楽を聴きながら身体を動かし、自分のポジションを変えたり、次の動きを想像したりするわけですから、確かに脳はフル稼働していますね。

こうした理由から、フジテレビの番組「バイキング」(2014年9月25日放送)で、「脳科学者がオススメする12歳までに通わせるべき習い事」の第2位にダンスがランクインしたそうです。

子どもの脳を鍛えるには、勉強や絵を描いたりすること以上に「身体をよく動かすこと」が効果的だとされています。運動時に分泌されるBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が、ニューロン(神経細胞)やその周りの脳血管を形成するためです。ダンスには欠かせない音楽も、脳に刺激を与えて発達を促してくれます。音楽に合わせて身体を動かすダンスには、脳の働きを高める効果もあるのです。

このように、ダンスは単に身体能力を高めるだけでなく、子どもの精神的な成長にも様々な良い影響を与えてくれます。お子様がダンスに興味を持っているなら、ぜひ習わせてみてはいかがでしょうか?

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