2022/10/08 ブログ チアダンスのフォーメーションと練習方法を解説
全体で魅せるチアダンスは、フォーメーションがきれいに取れているかが非常に重要です。フォーメーションの数は数え切れないほどありますが、どのようなフォーメーションでもうまくポジションを取るためにはどのようなことを意識すればよいのでしょうか?
今回はチアダンスで上手くフォーメーションをうまく取るコツなどを紹介します。
【チアダンス】フォーメーションを上手にとるコツ
ではさっそくチアダンスのフォーメーションをうまく取るコツをします。普段の練習から意識してみましょう。
目印を見つける
本番前に本番の会場でポジションの確認を行うはずです。その際、自分の前・横にある目印になるものを見つけましょう。会場にある時計や座席、手すりなどを目印にして、自分のポジションを覚えます。パイプ椅子のような動く可能性のあるものではなく、必ず動かないものを目印にしてください。
周りのチームメイトとの距離感を覚える
フォーメーションによって、近くにいるチームメイトとの距離が異なるはずです。Tモーションくらいの間隔、ポンポンが重なる間隔、大きく1歩分の間隔など、距離感で正しい間隔を掴んでみましょう。本番の会場では目印を見つけることがポイントですが、本番と違う会場で練習する時は目印よりも感覚で距離感を覚えるのがおすすめです。
バミリを使う
練習の時に正しい距離感の感覚を掴む上で効果的なのがバミリ。バミリはビニールテープを使ってフロアにつける目印のことです。フォーメーションが上手く取れない場合は、フロアにバミリを貼って、ポジションの感覚を掴んでみましょう。一曲の中で何度もフォーメーションが変わるはずですから、違う色のビニールテープを用意して、フォーメーションごとに使い分けるのがおすすめです。ただ、バミリばかり見る癖がつくとパフォーマンスに影響するので、前を向いたままバミリの位置に行けるように意識してみてください。
縦一列や斜め一列を取るコツ
フォーメーションは感覚で距離感を覚えつつ、本番で目印を見つけて自分の正しい位置を把握することが大切です。フォーメーションにはさまざまな形がありますが、縦一列や斜め一列の時はポジション取りのポイントがあります。
縦一列の時は、先頭にいる人以外は、前にいる人の頭しか見えない状態が真っ直ぐなポジションを取るポイントです。先頭ではないのに前の人の頭以外が見えているのであれば、ラインからはみ出してしまっています。
斜め一列の時は、全員が先頭にいる人の方向を向いた時、前の人の真後ろのライン上に立ちましょう。誰かが真後ろに立っていないと、ラインが曲がってしまい、きれいな斜めに見えません。
フォーメーションの参考にできる動画を参考にするのもおすすめ
フォーメーションの練習では、動画を参考にするのもおすすめです。人数構成が同じ、もしくは似ているチアダンスチームの動画をピックアップして、取りたいフォーメーションを取り入れていないか調べてみましょう。
スタートポジションや移動の仕方、フォーメーションチェンジの回数など、参考にできるポイントは多いです。動画であれば全体の動きも見やすいので、ぜひ探してみてください。
フォーメーション決めの参考にできる動画をいくつか紹介します。
10人のフォーメーションです。V字や横一列などの基本フォーメーションもあり、移動をうまく使ったフォーメーションチェンジも出てくるので見栄えのするフォーメーション作りの参考になるでしょう。
19人のフォーメーションです。スタートポジションを取るシーンも映っているため、ポジション取りの参考にもなります。USA Collegiate Championshipsでのパフォーマンスだけあって、フォーメーションチェンジの回数や複雑なフォーメーションが多いですが、動きが見やすいので参考にしてみてください。
フォーメーション練習で感覚を掴むのが上手なフォーメーション取りのポイント
本番では目印を見つけてフォーメーション取りができますが、練習の時から周りの人との距離感を感覚で掴んでおくことがきれいなフォーメーション取りをする一番のポイントです。最初は感覚を掴むのに苦戦するかもしれませんが、バミリを活用しながら感覚を掴むまで繰り返し練習してみましょう。
チアダンスはダンスが揃っていても、フォーメーションが崩れていると乱れて見えてしまいます。ぜひこの記事を参考にして、いつでもきれいなポジションが取れるように練習してみてください。
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