2023/05/02 ブログ ダンス後のクールダウンとは?正しい方法を詳しく解説
ダンスをしたら、クールダウンをしなければなりません。ウォーミングアップはしているものの、クールダウンができていないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、ダンス後に行うべきクールダウンの効果、クールダウンの正しい方法を紹介します。ダンスでの怪我のリスクを軽減するためには、クールダウンもウォーミングアップと同じくらい重要です。この記事を参考にして、正しいクールダウンを覚えましょう。
ダンス後に行うべきクールダウンとは?
クールダウンは、ダンスや運動中に上がった心拍数を少しずつ落とすために、ストレッチなどをゆっくり行うことです。ダンスを踊ると、激しく動かした場所に疲労物質が溜まってしまいます。ゆっくりと心拍数を落とすとこの疲労物質が血流で流れていくため、疲れが残りにくくなる効果や、筋肉痛を軽減する効果も期待できるのです。同時に、心臓への負担も軽減できます。
また、ダンスをして酷使した箇所は、筋肉が緊張して固くなっている状態です。クールダウンで筋肉を緩めると柔軟性が回復するので、怪我予防の効果もあります。ダンスを上達させるためには、継続して練習を続ける必要がありますが、怪我をしてしまうとしばらく踊れません。もっとダンスを上手に踊るためにも、クールダウンをしっかりして怪我予防をすることが大切です。
クールダウンはストレッチを行いますが、ウォーミングアップで行うストレッチとは種類の異なるストレッチをする必要があります。
ダンス後のクールダウンの正しい方法
正しいクールダウンの方法を紹介します。ここで紹介するクールダウンのポイントは、ダンス以外の運動後にも効果的な方法です。ダンス後はもちろん、ほかのスポーツをした後にもぜひ取り入れてみてください。
1. 少しずつ動きを緩める
ダンスを踊り終わったからといって、ピタッと身体を動かすのを止めてしまうと、心臓に大きな負担がかかってしまいます。めまいや吐き気の原因にもなるので、すぐに動きを止めないようにしてください。
呼吸を整えながら、少しずつ動きを緩めていきましょう。曲に合わせて身体をゆったり動かしながら、徐々にストレッチに入っていくのがおすすめです。ダンスを始めたばかりなどで自然に体を動かすのが難しい場合は、その場で足踏みするだけでも問題ありません。
2. よく動かした箇所を重点的に伸ばす
少しずつゆっくりとした動きにシフトしながら、徐々にストレッチをしていきます。よく動かした場所に疲労物質が溜まっているので、その箇所を重点的に伸ばしましょう。
一般的にダンスでは太ももやふくらはぎ、肩、腕、首などを酷使しています。これ以外の場所も「今日はたくさん動かしたな」と思う箇所は、入念にストレッチしましょう。しっかり呼吸しながら、気持ちいいと感じる程度にストレッチをしてください。
3. 反動をつけずにゆっくり伸ばす
ストレッチをするときのポイントは、反動をつけないことです。これを静的ストレッチといいます。反動をつけずにゆっくり伸ばし、30秒程度キープしましょう。静的ストレッチをすることで、固くなった筋肉が緩み、柔軟性が戻ってきます。
ちなみに静的ストレッチの反対が、ウォーミングアップのときに行う動的ストレッチです。動的ストレッチは、反動をつけて可動域以上に筋肉を伸ばす効果があります。
ダンス後はクールダウンを欠かさずに!
ウォーミングアップをしっかりしている人でも、ダンス終わりは片付けなどに追われて、クールダウンがしっかりできていないことが多いです。クールダウンを怠ると疲れが残りやすく、怪我のリスクも高まります。今回紹介した正しい方法を参考にして、必ずダンス終わりはクールダウンを行いましょう。
岐阜市にあるダンススクール・DoWELLでは、生徒が安全にダンスを続けられるようダンス後のクールダウンやウォーミングアップも徹底しています。体験レッスンでも正しいクールダウンの方法を教えてもらえるので、まずはレッスンに参加してみてはいかがでしょうか。プロとして活躍するダンサーが、基礎から丁寧に指導しています。興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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