2023/05/04 ブログ 小学生にダンスを習わせるメリット・デメリットや注意点を紹介
子どもの習い事として、人気があるもののひとつがダンスです。お子さんにダンスを習わせたいと考えている方、お子さんが「ダンスを習いたい」といっていて検討している方も多いのではないでしょうか。
ダンスは運動神経を鍛える効果だけでなく、さまざまなよい効果が得られるため、お子さんの習い事におすすめです。
今回は小学生にダンスを習わせるメリット・デメリットや注意点について解説します。
小学生にダンスを習わせるメリット
小学生にダンスを習わせるとダンスが上手になる以外にもさまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
1. 持久力が向上する
ダンスは全身を動かす有酸素運動で、続けていくうちに持久力が養われて向上していきます。持久力は、ダンスはもちろん、ほかのスポーツや普段の生活にも重要な力です。
持久力がつくことで疲れにくくなります。
2. 体幹・柔軟性が鍛えられる
ダンスを踊るとき、体幹や下半身を中心にした筋肉を使います。また、身体をしなやかに動かして表現する必要があるため、柔軟性も必要です。
ダンスのレッスンでは、踊るために必要な体幹や柔軟性のトレーニングも行われます。体幹を鍛えると全身をバランスよく使えるようになりますし、柔軟性を鍛えることで怪我をしにくい身体づくりができるでしょう。
3. リズム感が養える
音楽に合わせて踊るダンスは、リズム感を養うのにも効果的です。努力すれば大人になってからも身につけることができますが、なんでも吸収する子どものほうがスムーズにリズム感を身につけられます。
リズム感は、音楽はもちろん、スポーツにも必要な要素です。また、リズム感が身についてるかどうかで、会話のテンポなどにも影響が出ます。
4. 協調性が芽生える
ダンスは一人ひとりが自分の個性を発揮するだけでなく、一緒に踊る仲間と息を合わせる必要があります。そのため、小学生からダンスを習うと、協調性が芽生えるのもメリットです。
パフォーマンスの中で周囲を意識する気持ちを持つだけでなく、普段の練習でも協力しながらひとつの作品を作ります。ダンスを通して仲間と協力する経験をすることで、学校以外の場所に友達を作ることもできるでしょう。
5. 姿勢がよくなる
ダンスをして体幹を鍛えると、姿勢もよくなる効果があります。子どももスマートフォンやタブレットを使う機会が多い今、お子さんの姿勢の悪さが気になっている方もいるのではないでしょうか。
ダンスは大きな鏡の前でレッスンを受けるので、お子さん自身も自分の姿勢の悪さに気付きやすく、改善しやすくなるメリットもあります。
6. 集中力・観察力が高まる
ダンスで振り付けを覚えるためには、限られた時間で集中し、インストラクターをしっかり観察しなければなりません。そのため、小学生からダンスを習うと、集中力や観察力も自然と養われていきます。
7. 目標に向けて努力する力が身につく
ダンスを習うと、できない動きやテクニックができるようになることがひとつの目標になります。ひとつクリアすると次の課題が生まれるので、目標達成のために継続して努力する力が身につきやすいです。
また、ダンススクールに通うと、発表会やイベント、コンテストなどに出演する機会も生まれます。みんなでひとつの目標を達成するためには、協力して努力することが必要ということも学べるでしょう。
8. 度胸がつく
発表会やイベント、コンテストでは人前に出てパフォーマンスをします。最初は緊張してしまうかもしれませんが、数を重ねることで度胸がつき、物怖じしないようになるでしょう。
学校の発表はもちろん、大人になってからも子どもの頃に身につけた度胸は役立ちます。
9. 自己肯定感が育つ
ダンスを通して大小さまざまな成功体験をすることで、自己肯定感も育っていきます。コンテストに入賞するというような大きな目標の達成はもちろんですが、できなかったステップができるようになる、一度も間違えずに踊ることができたというように日々のレッスンや自主練でも自己肯定感が高まりやすいです。
学校でも普段の生活でも自信を持って取り組めるようになるでしょう。
小学生にダンスを習わせるデメリット
子どもにさまざまなメリットをもたらすダンスですが、デメリットもいくつかあります。ダンスを習わせる前に、デメリットも理解しておきましょう。
送り迎えの必要がある
コロナ禍の対策としてオンラインレッスンが実施された例もありますが、ダンスレッスンは基本的に対面でのレッスンです。小学生のうちは送迎が必要になるため、保護者の負担が大きくなってしまうことがあります。
普段のレッスンだけでなく、発表会やイベントなども送迎が必要です。
コストがかかりがち
ダンスは運動できる服装があれば始められる習い事ですが、発表会やイベントに出演するようになると出費が膨らんでしまうことが多いです。出演料や衣装代、上手になれば遠方に遠征することもあるでしょう。
チームによっては、おそろいのウェアなどを用意するケースもあります。衣装代を節約するために、手作りで衣装を作るケースも少なくなく、お金が節約できたとしても、保護者の負担は大きくなりやすいです。
小学生にダンスを習わせるときの注意点
最後に小学生にダンスを習わせるときの注意点を紹介します。スクール選びをするうえでも参考にしてみてください。
1. 子どもの意思を尊重する
子どもの成長にさまざまなメリットがあるダンスですが、お子さんが興味を持っていないのに無理やり押し付けると、苦手意識を持つことになり、逆効果になってしまいます。
興味を持っていないようなら、見学や体験レッスンに参加したうえで、お子さんの意思を尊重してあげてください。
2. 通いやすいスクールを選ぶ
毎回のレッスンに送迎することになりますから、通いやすいスクールを選ぶことも大切です。自宅から近く、無理なく通えるスクールを選びましょう。
また、小学生向けクラスの開講時間・曜日をチェックしておくことも大切です。
3. ダンススクールの方針がマッチしているか
ダンススクールに通わせる目的は、積極性を身につけてほしい、楽しく身体を動かしてほしい、プロを目指してほしいなど、さまざまでしょう。ダンススクールにも強みや特徴があり、特色もそれぞれ異なります。
楽しく身体を動かそうという目的で入ったのに、プロダンサーを目指している子ばかりのスクールを選んでしまってはミスマッチが起こってしまいます。
スクールを選ぶ際はダンスを習わせる目的がスクールの方針や雰囲気とマッチしているかを確認しましょう。
4. 発表の機会があるスクールを選ぶ
発表会やイベントなど、人前で踊る機会が増えれば増えるほど、自信や度胸がつきますし、目標に向かって努力する力も身に付きます。発表の機会が多いかどうかはスクールによって異なりますので、どの程度発表の機会があるかも確かめておきましょう。
ダンスを通して子どもの能力や可能性を広げよう
今回紹介したように、ダンスはお子さんの力を引き出し、大きく伸ばすことができる習い事です。ダンスを通して養った力は、学校や日常生活はもちろん、将来大人になってからも役立ちます。
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