2023/05/08 ブログ ヒップホップダンスは難しい?初心者向けの練習方法を紹介
メディアでも見かける機会が増えてきたヒップホップダンス。「ヒップホップダンスを習いたいけれどなんだか難しそう」と悩んでいる方は多いかもしれません。
子どもから大人まで多くの人が踊っているヒップホップダンスですが、初心者には難しいダンスなのでしょうか。
今回はヒップホップダンスの概要や初心者がヒップホップダンスをする難易度、初心者向けのヒップホップダンスの練習方法を紹介します。
ヒップホップダンスは初心者にもおすすめのダンスです。興味を持っているのなら、この記事を参考にしてヒップホップダンスを始めてみましょう。
ヒップホップダンスとは?
ダンスの世界ではヒップホップ=ダンスのジャンルと認識されていますが、ヒップホップは1970年代のアメリカで生まれた文化のことです。ヒップホップダンスはその文化から生まれたダンススタイルのことを指しています。
1970年代のアメリカ・ニューヨークでは、ラップ、DJ、グラフィティ、ブレイキングダンスの4つの要素で構成されたブロックパーティーというものが人気を博していました。野外で行われていたブロックパーティーにはたくさんの人が訪れ、そこからファッションや音楽などの文化も生まれていきました。
ここで生まれた音楽がヒップホップミュージックです。そして、このヒップホップミュージックに乗せたダンスが、ヒップホップダンスの始まりだといわれています。
ヒップホップダンスの特徴
ヒップホップダンスの特徴は、基本ステップがあるものの、決まった型がないことです。バレエや社交ダンスなどは、決まった型があり、それを基本として踊っています。
ヒップホップは基本ステップを取り入れたりアレンジしたりしながら、自由に踊ることができるダンスです。他ジャンルのダンス要素を取り入れたり、自分で考えた動きを取り入れたりすることもできます。
また、使用する曲にも決まりはありません。ヒップホップミュージックを使って踊ることもできますし、ほかのジャンルの曲で踊ることもできます。日本の楽器の音を使って踊るヒップホップダンスもあり、表現の幅がかなり広いのも特徴です。
ヒップホップダンスの種類
一口にヒップホップダンスといっても、さまざまなスタイルがあります。どのような種類があるのか見ていきましょう。
ミドルスクール
定義は曖昧なのですが、ミドルスクールと分類されるジャンルのひとつにニュージャックスイングがあります。ニュージャックスイングは、軽いスイングビートと重低音のベースで構成されたニュージャックスイングという音楽のリズムに乗せて踊るダンスです。
アンダーグラウンド
1980年代後半から1990年代に流行したミドルスクールと、1990年以降流行しているニュースクールを合わせたようなヒップホップダンスが、アンダーグラウンドです。重低音のビートを重視して、大きくステップを踏んだり、リズムをやや遅れ気味に取りながら大きく体を動かします。
LAスタイル
名前のとおり、ロサンゼルスで生まれたヒップホップミュージックに合わせて踊るヒップホップスタイルで、スタイルヒップホップと呼ばれることもあります。
細かい音や歌詞を生かした振り付けも多く、曲の世界観が感じられるダンススタイルです。
ジャズヒップホップ
ジャズダンスの要素とヒップホップダンスの要素を融合したスタイルです。ジャズ寄りのもの、ヒップホップ寄りのものとさまざまで、振付師によって印象が大きく変わります。
R&Bヒップホップ
R&Bミュージックに合わせて踊るヒップホップダンスです。歌詞の世界観を表現するような振り付けが多い傾向にあります。
ガールズヒップホップ
女性のボディラインを強調するような振り付けが特徴的なのが、ガールズヒップホップです。セクシーな振り付けなので、ダンススクールでも人気があります。
ヒップホップダンスは難しい?
スタイリッシュに踊るヒップホップダンスに興味があっても、ダンス未経験だと「自分には難しそう」と敬遠している方もいるかもしれません。しかし、ヒップホップダンスは、初心者にもおすすめのダンスです。
もちろん、まったくダンスをしたことがない人にとって、ヒップホップダンスが簡単とはいえません。ただ、それはほかのジャンルのダンスでも同じで、ダンス以外の何かを始めるときも最初は「難しい」と感じるはずです。
ヒップホップダンスはさまざまなスタイルがあり、型は自由ですが、基本のステップがあります。複雑ではないステップも多いため、基本から着実に覚えていけば、ステップアップがしやすいです。
また、ダンスのジャンルはかなりの種類がありますが、多くのダンススクールがヒップホップクラスを設けています。スクール選びがしやすいため、初心者でも始めやすいジャンルだといえるでしょう。
ヒップホップダンスの練習方法
初心者がヒップホップダンスを練習するなら、ヒップホップダンスの基礎を練習しましょう。3つの基礎練習を紹介します。
アイソレーション
アイソレーションは、ヒップホップダンスはもちろん、さまざまなダンスに欠かせない要素です。首・肩・胸・腰など、体の一部分だけを動かします。
アイソレーションがきちんとできると、見せたい動きだけを強調でき、体をうまくコントロールできるようになります。すぐにできるようになるものではないので、日々繰り返しトレーニングすることが大切です。
リズムトレーニング
ヒップホップダンスはリズムに乗せてステップを踏んだり、体を動かしたりするダンスです。そのため、リズムがしっかり取れなければ、上手に踊ることができません。
リズムトレーニングは、音楽に合わせて行います。音楽のビートをしっかり聞きながら体を沈めてリズムを取る「ダウン」と、引き上げてリズムを取る「アップ」のリズムトレーニングをしましょう。
ほかにも前ノリ・後ろノリというリズムの取り方がありますが、まずはダウンとアップから始めてみてください。ここで覚えたリズムの取り方にステップと体の動きを組み合わせるとヒップホップダンスになります。
ステップを覚える
ヒップホップには、さまざまなステップがあります。以下が代表的な基本ステップの一部です。
- ・サイドステップ
- ・ボックスステップ
- ・ポップコーン
- ・クラブステップ
- ・ランニングマン
- ・スライド
- ・ロジャーラビット
- ・チャールストン
振り付けでは、複数のステップを組み合わせています。ひとつずつマスターできるように、YouTubeなどの動画を見ながら練習してみましょう。
ヒップホップダンスは初心者でも上達できる
ビートを刻みながらステップを踏み、身体も動かすヒップホップは、難しいという印象を持ちやすいかもしれません。しかし、基礎からしっかり練習すれば、ヒップホップダンスは初心者でも上達できるダンスです。
難しいという先入観は捨てて、ヒップホップダンスに挑戦してみてはいかがでしょうか。
岐阜市にあるダンススクール「DoWELL」には、東海地方を代表するヒップホップチームに所属するインストラクターや、ヒップホップダンスをベースにしたさまざまなスタイルを得意とするインストラクターがいます。
リズムトレーニングやアイソレーション、ステップなどの基礎も丁寧に指導していますので、興味がある方はぜひ無料体験レッスンにお越しください。
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