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2020/05/22ブログヒップホップダンスの超簡単な振り付け5ステップを詳しく解説

ステップ

ヒップホップダンスは誰かが振り付けたダンスを踊るのも楽しいですが、ある程度慣れてきたら自分で振り付けたダンスに挑戦してみましょう。自分で振り付けを作れれば、好きな曲で自分の思うように踊れます。最初は振り付けを作ることが難しいと感じてしまうかもしれません。

今回紹介するのは、ダンス初心者でも組み合わせることで簡単に振り付けが作れるステップです。紹介する5つのステップと、振り付けがキマる組み合わせ方を参考に、オリジナルの振り付けを作ってみましょう。

ヒップホップダンスの超簡単な振り付け5ステップ

ヒップホップダンスの超簡単な振り付け5ステップを詳しく解説

ヒップホップダンスの基礎になる簡単なステップを5つ紹介していきます。どれも簡単なステップで、インストラクターの先生が作る振り付けにもよく使われているステップです。上手くできないステップがあれば、自主練で身につけておきましょう。

1. ボックス

ボックスは、ヒップホップの基本ステップで、ほかのダンスでもよく使われるステップです。足を箱のような形に動かすステップのため、ボックス(箱)と呼ばれています。おそらくボックスを知らないヒップホップダンス初心者の人でも、ダンスに興味を持っていればテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか。

ボックスは、右・左・右・左と足を交差させながら四角を描くようにステップを踏みます。右回りのボックスをするときは自分の体の左斜め前に右足を出し、その足に前から交差させるように左足を右足の横に出します。そしてその後右足を元あった位置に戻し、今度は左足を元あった位置に戻せばボックスの完成です。逆回りの場合は、今の方法で足を逆にして行います。

足を交差させているので複雑に思えるかもしれませんが、基本的には歩いているだけです。このステップはダンスをするならいろいろなところで使われます。アレンジを加えることもありますが、基本のボックスがスムーズに踏めるようにしておきましょう。

2. ポップコーン

ポップコーンは、ポップコーンを作るときにフライパンから飛び出しているイメージで名付けられたステップです。軸足で跳ねながら、逆の足を前に蹴り上げるのがベーシックなポップコーンのステップです。あまり跳ねずに軽く音にノっている感じでステップを踏めばクールな印象になりますし、しっかり軸足で跳ねながら踊ればエネルギッシュな印象になります。

また、ベーシックなタイプは先ほど紹介したとおりですが、足を蹴り上げた後に1度床に足を置いたり、ステップを踏みながら回ったりというアレンジも可能です。手の動きをつけるだけでも、シンプルなステップのイメージがガラッと変わるので、いろいろなアレンジを考えてみましょう。

このステップから派生したほかのヒップホップのステップもあるので、このステップをマスターしておけば、少し難易度がアップしたステップも簡単にできるようになります。

3. ランニングマン

有名アーティストのPVで使われて、一気にメジャーになったランニングマンは、80年代にニュージャックスイングのブームを作ったボビー・ブラウンが生み出したステップで、ヒップホップではかなり長い間踊られてきました。

動いていないのにその場を走っているように見えるのが特徴で、できるだけ早くステップを踏んで実際に走っているように見せれれば、振り付けもかなりクールになります。ランニングマンが上手くできないうちは、ゆっくりでいいので確実にステップが踏めるように練習しましょう。

まず、両足で立っている状態から、ももを上げることを意識しながら右足をあげます。あげた右足をそのまま床につけると同時に、左足を後ろにスライドさせましょう。今度は右足をホップさせながら、左足をももから上げる意識をして上にあげます。そして先ほど右足を床につけたときにように左足を床に下ろし、そのタイミングで右足を後ろにスライドさせましょう。このステップを繰り返すのがランニングマンです。

スムーズにランニングマンができるようになるまでは、複雑なステップに思えるかもしれません。しかし、基本的には1度あげた足を下ろすときに、逆の足を後ろにスライドさせるだけの動きです。最初はかなりゆっくりでもいいので、その場から動かないよう意識しましょう。

4. クラブ

クラブは「カニ」が名前の由来となったステップで、カニが横歩きしているような動きをするステップです。足をハの字にした状態から、つま先と踵を動かして横に進みます。ボックス・ポップコーン・ランニングマンに比べると、体重移動のコツを掴むのに少し苦労するかもしれませんが、何も考えていなくてもクラブのステップが踏めるように繰り返し練習してみてください。

まず、内股になるように両足をハの字の状態にします。そこからガニ股になるように左のかかとと右のつま先を動かしましょう。今度はまた左のかかとと右のつま先を動かして、元のハの字の状態にします。次に左のつま先と右のかかとを動かして、またガニ股の状態にしましょう。

その後左のつま先と右のかかとを動かして、元の位置に戻してください。これを繰り返すのがクラブです。また最初に内股にした状態で、元に戻さずにステップを踏み続けると一方向に進み続けられます。コツは体重を床にべたっと乗せないことです。

5. パドブレ

パドブレはもともとバレエのステップです。派生してジャズやヒップホップ、ハウスでも使われるようになりました。足をクロスさせながら、左右に動きます。動き自体は簡単なのですが、ただステップを踏むだけでなく、しっかりリズムをとりながら音楽に乗るようにステップを踏むのがポイントです。

まず、立った状態から、右に足を横に大きく出します。このとき右足に体重をかけるのがコツです。その後左足を右足の後ろにクロスさせたら、今度は左足の右横に右足をおきます。ステップを踏むリズムは、最初の右足がワンで、左足がツー、そして次の足はエンカウントで踏みます。

今度は逆に左足に体重を乗せながら大きく左に出し、右足を左足の後ろにクロスさせ、その後右足が左足の右側に来るように置きます。最初はエンカウントで動かすのが難しいかもしれませんので、足を置く位置をしっかり覚えて、そこからカウントに合わせて動かせるように練習してみましょう。

ステップを繋げるだけでもサマになる!組み合わせのコツ

紹介した5つのステップを組み合わせることで、簡単に振り付けを作れますが、ステップを組み合わせての振り付けを作るときは、エイトカウントを意識しながら作りましょう。ヒップホップダンスは基本、エイトカウントで数えられます。ワンからエイトまで1回数えるのがワンエイトです。振り付けたい曲が決まったら、まずは何エイト分あるのかカウントしてみてください。

そしてステップを組み合わせるとき、ワンエイトにいくつものステップを組み込むこともできるのですが、最初のうちはワンエイト分同じステップにしたり、4カウント分ボックスを踏んだ後に4カウント分ポップコーンを組み合わせたりといった程度にして、あまり詰め込まないことを意識しましょう。

また振り付けはステップを組み合わせることで作れますが、それだけではただ足を動かしているだけのように見えてしまいます。体の動きに合わせて手振りはフリーにすることもできるのですが、振り付け感を出すためには手を広げてみたり、手を置く位置を決めたりしてみましょう。とくに何人かで踊る場合は、手の動きをある程度決めておくことで、振り付け感がアップします。

ダンス初心者はスクールで振り付けを教わるのがおすすめ

 

ダンスの振り付けはYouTubeなどの動画サイトでステップを覚えながらり振り付けることもできますが、最初はなかなかステップを動画で覚えるのは難しいかもしれません。間違ったステップを覚えてしまうと、応用のステップが上手くできなくなることもあります。

そのためダンス初心者はダンススクールに通って、振り付けやステップをインストラクターから教えてもらうことをおすすめします。インストラクターは、ステップにつまづいてしまったときもコツをその場で教えてくれますし、間違っていたら指摘してくれます。そのため間違ったまま覚えてしまうという心配がありません。

またインストラクターから振り付けをもらうことで、どういうふうな振り付けを組み合わせればいいのかを、体感的に覚えられます。

岐阜県でダンススクールをお探しの方は、avexが監修しているエイベックスダンスマスターがある「DoWELL」がおすすめです。avexに認められた実力のあるダンサーから、直接ダンスを教えてもらえます。独学でダンスを学ぶことはできますが、プロとして活躍したいのであれば、基礎のステップこそしっかり身につけておかなければなりません。

また、スクールに通えばダンス仲間も増えていきます。これからヒップホップダンスをはじめたいという方は「DoWELL」で体験レッスンを受けてみましょう。

振り付けはステップを習得するところから始めよう

ヒップホップダンスの振り付けは、ステップを組み合わせれば簡単に作れますが、肝心のステップが踏めていなければ、ダンスの振り付けは作れません。初心者のうちは、今回紹介した5つのステップを完璧に習得して、そのうえで振り付けを作ってみましょう。なかなか上手くステップが踏めない場合は、ダンススクールでインストラクターにコツを教えてもらうのがおすすめです。

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